Modernaがんワクチンに参入
※本記事はEvaluate社の許可のもと、イミュニティリサーチが翻訳したものです。内容および解釈については英語の原文を優先します。正確な内容については原文をお読みください。
メラノーマは、免疫療法の試験に関しては容易に達成できる問題ですが、Moderna社の投資家はその中身には明らかに関心がないようです。
ネオアンチゲンによる癌免疫療法であるmRNA-4157の第2b相Keynote-942試験の成功により、今日(2022年12月13日)の株価は驚くべきことに25%上昇し、グループの時価総額は150億ドル増加しました。
Merck社は数か月前に2億5,000万ドルの前払いでプロジェクトのライセンスを取得していたため、期待はすでに高かったのです。
パートナーは、mRNA-4157とキイトルーダを併用した場合、キイトルーダ単独と比較して、疾患の再発または死亡が44%減少したことを明らかにしました。
この調査結果は統計的に有意であると主張されていましたが、純粋に見れば、同社が片側p値0.0266を使用し、信頼区間が1.0を超えていることに注目するでしょう。
また第2b相試験では157人のみの患者が登録されたに過ぎません。さらなる詳細は公表されていません。
SVBのアナリストは、キイトルーダ群が期待どおりのパフォーマンスであったかどうか、およびその有用性がネオアンチゲンの発現と相関したかどうかを確認すると書いています。
もちろん、この発見はより多くの患者で再現する必要があり、免疫原性の低いタイプの腫瘍に移行することも大きな試験になります。
しかしこれは、個別化されたネオアジュバント免疫療法という芽生えつつある世界においては有望な結果であり、いくつかの大規模開発者が関心をもち、またいくつかの小さなバイオテクノロジー企業の単独飛行をもたらすことでしょう。
For a full list of projects and a deeper look at this space, see Evaluate Vantage’s recent article: Cancer “vaccines” enter the neoantigen stage.